【主催行事】

未来を拓く高圧力科学技術セミナーシリーズ(24)
「次世代超硬質材料の超高圧合成とナノ組織制御」

[趣  旨] ダイヤモンドやcBNは、現在各種産業分野で不可欠の超硬質基盤材料として利用されている。これらの超硬質材料に対する特性のさらなる向上は、高性能オイルビットの開発、新規超精密加工工具材料の開発、エミッションフリーマシーニング等、エネルギー、IT、地球環境保全等のあらゆる分野からの社会的要請である。超硬質材料の特性を向上させるためには、材料組織の微構造化の重要性が多くの識者によって指摘されている。ダイヤモンド、cBN等既存材料に加えて、新高硬度物質cSi3N4等の物質合成と多結晶体合成において、粒子サイズや構成粒子のナノメーター化が、これらの高硬度材料の特性をどのように変えるか?その結果は新たな産業分野の創出に寄与するか?ナノスーパーハードマテリアルの超高圧合成とその組織制御の現状と将来について多くの有用な知見や技術開発の指針を得るため、産官学の第一線の研究者に講演を依頼し、21世紀を拓く新硬質材料開発・新産業創出の基礎となるセミナーを目指す。
[主  催] 日本高圧力学会
[協  賛] ニューダイヤモンドフォーラム
[日  時] 2002年5月24日(金) 9:00〜17:55
[会  場] 物質・材料研究機構 物質研究所 共同棟大会議室
〒305-0044 つくば市並木1-1
会場付近地図 (並木地区になります)
[参 加 費] 主催・協賛学会会員
  一般         6,000円
  教育研究機関  3,000円
  学生         1,000円
  (非会員は各々1,000円増、いずれも講演要旨集代を含む)
[申込期限] 2002年5月18日(土)(なお、当日会場でも受け付けます。)
[申込方法] 下記の申込フォームをご利用ください。あるいはE-mail、Fax、またはハガキにてセミナー(24)超高圧合成」と題記し、下記の申込先宛、1. 氏名 2. 勤務先 3. 住所 4. 電話・Fax番号・E-mailアドレス 5. 所属学会・会員資格 6. 送金方法・送金額・支払い期日 を明記してお申し込みください。
[申 込 先] **********E-mail、Fax、またはハガキの場合は以下宛まで**********
日本高圧力学会 〒606-0805 京都市左京区下鴨森本町15 (財)生産開発科学研究所内
Tel: 075-721-0376 Fax: 075-723-9629
E-mail: koatsu@mbox.kyoto-inet.or.jp
[送金方法] 1.郵便振替: 01080-7-48066 日本高圧力学会
2.銀行振込: みずほ銀行出町(でまち)支店 (普通)1409296 日本高圧力学会
[世 話 人] 物質・材料研究機構 物質研究所
赤石 實 Tel: 0298-51-3354 (携帯501) E-mail: AKAISHI.Minoru@nims.go.jp
谷口 尚 Tel: 0298-51-3354 (携帯563) E-mail: TANIGUCHI.takashi@nims.go.jp

※本セミナーに関するお問い合わせは、上記世話人あるいは日本高圧力学会事務局までお願いいたします。
[プログラム] 9:00- 9:10 開会の辞
赤石 實(物材機構・物質研)
9:10- 9:40 「cBN砥粒の現状と将来」
牧 昌和(昭和電工)
9:40-10:20 「cBN複合焼結体のナノ化の現状と将来」
清 晴彦(東芝タンガロイ)
10:20-11:00 「高純度cBN多結晶体のナノ化の問題点」
谷口 尚(物材機構・物質研)
11:00-11:40 「高純度cBN多結晶体の微細組織制御による特性向上」
角谷 均(住友電工)
11:40-13:10 昼食休憩
13:10-13:50 「合成ダイヤモンドのナノ化と特性」
細見 暁(東名ダイヤ)
13:50-14:30 「ナノダイヤモンドセラミックス合成I 静的高圧法」
赤石 實(物材機構・物質研)
14:30-15:10 「ナノダイヤモンドセラミックス合成II動的高圧法」
近藤 建一(東工大・応セラ研
15:10-15:40 「微粒ダイヤモンド多結晶体による超精密加工」
大橋 忠一(三菱マテリアル)
15:40-16:10 「cSi3N4の合成と焼結」
関根 利守(物材機構・物質研)
16:20-17:50 パネルデスカッション
「ナノスーパーハードマテリアルの技術展開と技術移転」
住友電工、昭和電工、三菱マテリアル、東芝タンガロイ、東名ダイヤモンド
17:50-17:55 閉会の辞
18:30-20:30 懇親会