未来を拓く高圧力科学技術セミナーシリーズ(46)
「高圧力下における物性測定技術の最前線」

趣 旨
高圧科学は、極限環境下における物性測定技術の進歩とともに進展してきました。制御可能な圧力という外場のもとでおきる物質の多彩な応答を明らかにし、物性の起源を理解する研究手段として、また、常圧ではみられない新奇現象や新規物質合成の探索手段として、極限環境下における物性測定技術は欠かせない技術となっています。その測定対象は誘電率・磁化率・比熱・熱伝導率など多岐にわたり、低温・高温・強磁場といった複合環境下にも適用されています。そこで今回のセミナーでは、高圧力下における物性測定技術を開発されている先生方を講師としてお招きし、最新の測定技術や研究例について解説していただきます。
主 催
日本高圧力学会
協賛・後援
公益社団法人 日本生物工学会,日本放射光学会,
一般社団法人 日本生物物理学会,公益社団法人 日本農芸化学会,
日本中性子科学会, 一般社団法人 日本物理学会
日 時
2022年3月3日(木)
会 場
Zoomによるオンライン開催
参加費
一般 2,000 円 / 学生 無料(学生は指導教官連絡先を登録)
申込期限
2022年2月24日(木)受付は終了いたしました。
申込方法
お支払い
振込にて承ります。
必ず2/24迄に下記へお振込ください。
[郵便振替]記号01080-7-48066 名義:日本高圧力学会
[銀行からのお振込]ゆうちょ銀行  一〇九(イチゼロキュウ)店
 当座預金 口座番号:0048066
名義:日本高圧力学会(ニホンコウアツリョクガッカイ)
世話人
日本原子力研究開発機構    佐野 亜沙美
住友重機械工業株式会社    島田 忠文

プログラム
10:00~10:05 開会の辞(世話人)
10:05~10:35対向アンビル型装置による磁化とNMR測定、量子磁性から超伝導まで
北川 健太郎(東京大学 理学系研究科)
10:35~11:05パルス強磁場中における圧力下磁化測定技術の開発とフラストレート量子磁性体への応用
木田 孝則(大阪大学 大学院理学研究附属先端強磁場科学研究センター)
11:05~11:35SQUIDを用いた高圧力下磁気測定
美藤 正樹(九州工業大学 大学院工学研究院基礎科学研究系)
11:35~13:15休憩
13:15~13:4512GPaまでの誘電率測定の技術開発−高圧中性子回折実験との融合を見据えて
山根 崚東北大学 金属材料研究所
13:45~14:15 ダイヤモンドアンビルセルを用いた圧力下における誘電率・交流比熱の同時測定
青山 拓也東北大学 大学院理学研究科
14:15~14:30休憩
14:30~15:00ダイヤモンドアンビルセル中の物質の高温高圧下その場熱物性測定
太田 健二東京工業大学 理学院地球惑星科学系
15:00~15:30ホウ素ドープダイヤモンドを用いた高温高圧合成およびその場物性測定
松本 凌物質・材料研究機構
15:30~15:35 閉会の辞(世話人)
事務局
日本高圧力学会 事務局
〒530-0001 大阪市北区梅田1-11-4 大阪駅前第4ビル9階923-674号
株式会社ポラリス・セクレタリーズ・オフィス(内)
Tel: 070-5545-3188 Fax: 06-6345-7931
E-mail: seminar46(at)highpressure.jp
(at)は@に置き換えてください。