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研究・作業グループ

過去の研究・作業グループについてはこちら

「コヒーレント放射光を利用した新しい高圧力科学(II)」

期間:
2014年9月〜2017年8月
代表者:
鈴木 昭夫 (東北大学 大学院理学系研究科)
副代表:
石松 直樹 (広島大学 大学院理学研究科)
副代表:
齋藤 寛之 (日本原子力研究開発機構)
発起人:
浦川 啓 (岡山大学 大学院自然科学研究科)
大村 彩子 (新潟大学 研究推進機構超域学術院)
鍵 裕之 (東京大学 大学院理学系研究科)
久保 友明 (九州大学 大学院理学研究院)
佐藤 友子 (広島大学 大学院理学研究科)
瀬戸 雄介 (神戸大学 大学院理学研究科)
武田 圭生 (室蘭工業大学 大学院工学研究科)
西原 遊 (愛媛大学 地球深部ダイナミクス研究センター)
肥後 祐司 (高輝度光科学研究センター)
福井 宏之 (兵庫県立大学 大学院物質理学研究科)
船守 展正 (東京大学 大学院理学系研究科)
松岡 岳洋 (岐阜大学 大学院工学研究科)
綿貫 徹 (日本原子力研究開発機構)
設置報告:

この度、日本高圧力学会内に研究・作業グループ「コヒーレント放射光を利用した新しい高圧力科学(II)」を設置させて頂きましたのでご報告いたします。高輝度放射光の利用により高圧力科学は大きく発展してきました。また現在、国内外で次世代放射光源の建設計画が進んでいます。今後は低エミッタンス化により、さらなる高輝度化だけでなく、空間コヒーレンスも実用的なレベルに到達するものと見込まれています。新光源の性能を十分に活用するためには、高圧コミュニティの総力を挙げてより良い研究・利用計画を提案する必要があります。研究・作業グループ第1期の活動は放射光コミュニティにも広く認識されました。また、高圧コミュニティ外の研究者との接点も生まれ、新しいサイエンスの展開が期待されます。第1期では、「新放射光源施設における高圧ビームライン提案書」をとりまとめました。第2期では、その実現に向けた活動を加速させたいと思います。

本グループでは、次世代光源の建設計画やコヒーレンス利用の最先端技術の動向についての情報を入手してメンバーに周知し、新しい高圧力科学についての議論を進めて参ります。また、現在の放射光利用者に限定せずに広くメンバーを募集し、高圧力科学を専門としない研究者との交流も積極的に行うことで、高圧ビームライン提案を具体化して参ります。日本高圧力学会会員各位におかれましては、積極なご参加とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

代表者・発起人一同

日本高圧力学会事務局
kouatsu_office(at)highpressure.jp