今回は,以下の分野について講演を募集します。シンポジウムでは,招待講演及び依頼講演以外にも,会員・非会員からの講演申込を受け付けます。なお,プログラムの都合上,一般講演に変更をお願いすることがございます。
(1)高圧装置・技術 (2)固体物性 (3)材料科学・固体反応 (4)流体物性・流体反応・溶液 (5)生物・食品 (6)地球科学 (7)衝撃圧縮
生物関連現象に対する高圧力の効果は未解明な部分が広く残されているが,近年のさまざまな実験手法の進歩によって,生命現象にかかわる分子や生体の圧力効果に関する研究が進んできている。本シンポジウムは,生命現象の基盤を担う生体分子の研究から,医薬,微生物・酵素利用,食品加工等への応用も見据えた高圧力の応用展開まで,広く議論できる場としたい。会員・非会員からの講演申込を数題受け付けます。
世話人:大前英司(広島大学大学院理学研究科)
渡邉信久(名古屋大学シンクロトロン光研究センター)
高圧力場を利用した材料開発は,ダイヤモンドや立方晶BNのような硬質材料の合成を主として発展してきた。近年では,最先端の評価技術と組み合わせることで,硬質材料のみならず光学材料,触媒材料,電池材料など様々な機能性材料の開発手法として認識されている。本シンポジウムでは,高圧力と材料をキーワードに,独自の視点で材料開発に取り組む第一線の研究者の方々に講演を依頼する。本講演を通して,高圧力場を利用した『材料科学』がより発展することを期待する。
世話人:松下正史(愛媛大学大学院理工学研究科)
丹羽 健(名古屋大学大学院工学研究科)