実行委員長のあいさつ
第56回高圧討論会が,広島市のJMSアステールプラザで開催されることになりました。広島で開催されるのは,1970年の第12回,1981年の第22回,1994年の第35回に続いて4回目となります。前回の開催から実に21年ぶりとなります。
広島市(www.city.hiroshima.lg.jp/)は,中国・四国地方の歴史文化・経済等の中核都市として機能し,また平和記念都市として世界的な訴えを続けています。昨年度,土砂災害に見舞われたことは皆様の記憶に新しいと思います。身近には,世界遺産である日本三景の宮島や原爆ドームなどを含めて名所旧跡が多数あり,観光都市(www.kankou.pref.hiroshima.jp/)としての機能も有しています。広島大学(www.hiroshima-u.ac.jp/)のメインキャンパスは, 広島市から東へ約30kmの東広島市(www.city.higashihiroshima.hiroshima.jp/)にあり,広島市内には医薬系部局が残っています。会員数からも分かりますように,広島地方での高圧力の科学技術に関する研究は古くから精力的に行われてきました。
広島での第56回高圧討論会で皆様が活発な議論,意見交換,最新情報交換ができますように,実行委員一同頑張りますので,多数の皆様の積極的な参加・研究発表を何卒お願い申し上げます。11月には,広島で皆様にお会いできることを楽しみに致しております。
第56回高圧討論会実行委員長 関根 利守
(広島大学大学院理学研究科)
《高圧力の科学と技術 第25巻第1号(2015年2月20日発行)会告》より転載