実行委員長のごあいさつ

第63回高圧討論会ですが、当初より京都開催を目指して準備しておりましたが、会場条件等のため、立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)にて開催することになりました。京都開催は第61回討論会にて実現間近のところで、新型コロナ感染拡大の波に飲み込まれてしまいました。2年後を期しての今回の討論会でしたが、京都開催を楽しみしされていた方の期待に沿えず大変申し訳なく思っております。

今回で63回を迎える高圧討論会は、日本の学会の中でも有数の歴史を誇っています。1959年11月11日の第1回高圧討論会(京都・京都大学)からスタートした高圧討論会を母体にして、1989年10月日本高圧力学会も設立されました。学会刊行のニュースレター創刊号[1]からは、本討論会発足当時の状況や学会設立時の大きな期待がひしひしと伝わってきます。創刊号では、日本での高圧研究の起点と思われる京都大学堀場信吉先生の欧州留学(1918~1824)から第1~3回高圧討論会の開催に至る高圧研究の黎明期も語られています。今回の実行員会の発足メンバー全員の流体系研究は、その歴史の源流が引き継がれています。今回の討論会会場はでは、日本の高圧力研究の歴史にも触れる機会にしたいと考えております。

会場となる立命館大学OICは、2015年開設の新しいキャンパスで、現在4学部・5研究科(来年6学部・7研究科)の中規模キャンパス[2]です。大阪府茨木市に立地する大変アクセスのよい都市型キャンパスで、地域連携の拠点も担っています。その関連施設である立命館いばらきフューチャープラザ[3]にて討論会を対面形式で実施いたします。長らく続いたコロナ禍で、対面を通して人と共感することの大切さがあらためて見直されています。様々な分野の研究者が「高圧力」で交流・連携するためのコミュニケーションの場としての討論会の役割は大変重要だと確信しております。皆様方の実りある交流のために実行委員会としてもできる限りの準備・サポートをさせていただきます。多くの皆さんと再会し、討論と歓談ができることを楽しみにしております。何卒ご参加いただけますようお願い申し上げます。

関連リンク

第63回高圧討論会 実行委員長
加藤 稔(立命館大学 生命科学部)

実行委員会

実行委員長
加藤 稔(立命館大学)
副実行委員長
木村佳文(同志社大学)
松木 均(徳島大学)
米谷紀嗣(大阪公立大学)